イチロー 指南

心がスカッとするようなコラムを読んだので紹介したい。



メジャーリーグ、マーリンズで3シーズンの間イチローとともにプレーしたディー・ゴードン内野手。

今オフにマリナーズへ移籍となったゴードンだが、移籍先の街シアトルで行われた初めての記者会見で、
若手選手の指南役であったイチローからのアドバイスの内容を明かした。

打線上位をまかされることの多いゴードンは、時にスランプに陥ったときに
「より多くの四球を選ぶこともチームへの貢献になるのではないか」
と言われたことがあったそうだ。

そして、どうやったら四球を選ぶための選球眼を鍛えられるのか、そのことをイチローに質問したと言う。

イチローからの答えは

「まずは打つことが先」

だった。

このインタビューに記者一同大爆笑したそうだが、この機智に富んだイチローの返答には深い含蓄を感じざるを得ない。

バッターである以上、打つことをおろそかにするわけにはいかないのだ。


ここからは私の個人的な意見なのでご了承願いたいが、

メジャーリーガーの(に限らずだが)ピッチャーの投げる高速の球に反応する際、眼で確認してからバットを動かすというモノではなく、ほぼほぼ「反射」で筋肉が動き出すのだと考えられる。
そうなると、「四球を選ぶ」という観点で反射動作を鍛えるようでは、「打つ」ことに支障が起こって当たり前なのではないか?
素人の私でもそう思うのだ。

また理論的なことだけではなく、イチローの教えは野球に限らず、生活においてあらゆる場面に当てはまる「人生の指南」として心に刻みたいものだと思うのだ。


イチローの教えを胸にしたゴードンには、今シーズンの大活躍を期待したい。